愛の小説…!?
―お兄さんカッコいいね―
「あーっ!!!!!!!!!!
半沢…………お前………………」
「どどどどうしたの颯ん…颯んらしくない………」
「…警察に突き出してやる」
俺がニヤッと笑うと目線を泳がす。
「なんのこと…?」
「入学式。あの時はお前黒髪だったんだな。」
「…お、覚えててくれて光栄だよ」
「これから俺にストーカー行為を働いたらすぐにでも警察に突き出す」
その言葉を発したと同時に近い瞬発力(?)で半沢は泣いた。
それを反省と真に受けその日、昼飯をおごってやったら(オニギリ1コ)また調子に乗り出した。
そして面倒なことに晃が変に疑い深い目で見てくる。
ま、それでも一気に2人のストーカー退治ができて(多分)
一応、俺の夏休みは平穏にすぎる予定だ。
MISSION1.夏休み前2……成功…!………?