愛してる~禁断~
塾のドアは鍵がかかってて暗証番号であける。


「暗証番号ってなんだっけ?」



ドアの前でなやんでいると、ドアが開いた。


「あれ?あいた?」


中に入ると竹中先生がいた。


「頭大丈夫か?」


「は?」


「暗証番号わかんなかったんだろ?昨日の授業で言ったのに。」


「そんなこと聞いてないよ?」


「俺言ったし。お前が聞いてないだけぢゃん」


「あっそ」


「まあいいや。自習室いけ。」



「は?」


私はプリントを貰って自習室に行った。



すっごく静かで、椅子がふかふかしてる。


自習室の中を見ると大きな紙が貼ってあって、そこにわ『私語厳禁!!』と書かれてあった。




「だる…」


聞こえないように小さな声で呟いた。



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