Sommerliches Doreiek〜ひと夏の恋〜


数分して皆が駅に到着した。

カンペーが点呼をとりながら、買っておいた切符を手渡していく。

皆の表情は晴れていた。

「よし、じゃあ初の県大会に乗り込もうか。」

6つ先の駅は戦いの会場。

ゆっくりと高まる緊張感に引き締まる皆の顔が、すごく格好良かった。








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