私、箱と申します。
私、箱と申します。
< 1 / 1 >
この作家の他の作品
表紙を見る
「世界が喧しい」
そう呟いて指す彼女の一手はどこか儚く思えた
誰にも心を開かない将棋少女
【桂 香歩】
どこにでもいる平凡な男子高校生
【神奈川 夏樹】
彼女の心の声を聞いた時、言葉では救えなかった。
僕が出来たのは将棋を指す事だった。
青春将棋小説。
ここに開幕!!
執筆開始2009,10,29
表紙を見る
『かまいたち』
と聞けばまず最初に手が鎌状になってるイタチを思い浮かべるだろうね。
その発想はまちがっちゃいないよ。
けどこの学校はその限りじゃない。
この学校にゃ見えない切り裂き魔がいてだね、ソイツを皆『かまいたち』って呼んでる。
それだけ聞けば何だその学校。
ちょーあぶねー。とか思うだろうが、なぜか被害者はいないんだよね。
矛盾した怪談な訳だが、結論はあれだ。
人って奴は見えないもの理解出来ない事には無理矢理にでも何かをこじつけたがる。
昔はソイツを妖怪だって言ってたみたいだな。
この学校の『かまいたち』は、なんだろうな?
この作品を見ている人にオススメ
読み込み中…