君だけに夢をもう一度 15の心
「おい、やめないか!! 」
クラス担任が、音楽室に入ってくるなり呆れたように竹中と真紀子に言った。
「君達は、文化祭を辞退したいのか? 」
クラス担任は、三人の前に立って尋ねた。
「・・・・・・」
三人は黙ったままだった。
「中田が指揮者で、竹中が奏者だろう。二人が上手くいかなければ、いい歌なんて歌えない。そのことはわからないのか ? 」
「・・・・・・」
竹中と真紀子は、目を合わそうとしなかった。
「山本は、どう思っている。合唱をやりたいと思っているのか ? 」
クラス担任が、正和に尋ねた。
「俺は・・・・・・俺は合唱をやりたい。最近だけど、音楽って楽しいものだと思うから」
正和が答えた。
「そうか・・・・・・二人はどうなんだ? 」
クラス担任が、竹中と真紀子に尋ね返した。
クラス担任が、音楽室に入ってくるなり呆れたように竹中と真紀子に言った。
「君達は、文化祭を辞退したいのか? 」
クラス担任は、三人の前に立って尋ねた。
「・・・・・・」
三人は黙ったままだった。
「中田が指揮者で、竹中が奏者だろう。二人が上手くいかなければ、いい歌なんて歌えない。そのことはわからないのか ? 」
「・・・・・・」
竹中と真紀子は、目を合わそうとしなかった。
「山本は、どう思っている。合唱をやりたいと思っているのか ? 」
クラス担任が、正和に尋ねた。
「俺は・・・・・・俺は合唱をやりたい。最近だけど、音楽って楽しいものだと思うから」
正和が答えた。
「そうか・・・・・・二人はどうなんだ? 」
クラス担任が、竹中と真紀子に尋ね返した。