君だけに夢をもう一度 15の心
「ギターの間奏部分を、ちょっとポーズをとって格好良く弾いてたら、中田がダサイって言ったんだ」
竹中が思い出したように怒った表情で言った。
昨日、合唱の練習時間。
竹中のギター演奏に真紀子が文句をつけた。
竹中は、クラス担任との約束があるため言い返しをしなかった。
その光景を見た正和は、練習後に真紀子に近寄った。
「もう少し、竹中に優しく接して欲しいんだ」
正和は、真紀子に頼んだ。
「竹中なりに演奏のことは考えているんだ。だから、わかってほしい」
「そうね。ちょっと、私も言い過ぎたみたい。でも、どうして、山本君が竹中君のことを心配するの? 」
真紀子は冷めた表情で尋ねた。
竹中が思い出したように怒った表情で言った。
昨日、合唱の練習時間。
竹中のギター演奏に真紀子が文句をつけた。
竹中は、クラス担任との約束があるため言い返しをしなかった。
その光景を見た正和は、練習後に真紀子に近寄った。
「もう少し、竹中に優しく接して欲しいんだ」
正和は、真紀子に頼んだ。
「竹中なりに演奏のことは考えているんだ。だから、わかってほしい」
「そうね。ちょっと、私も言い過ぎたみたい。でも、どうして、山本君が竹中君のことを心配するの? 」
真紀子は冷めた表情で尋ねた。