君だけに夢をもう一度 15の心
「二人に謝ったんだって ? 」
小田が電話で真紀子に尋ねた。
「もう、知ってるの? 」
逆に真紀子が尋ねた。
「今日、学習塾で二人が不思議そうに話してた」
「悪いと思ったから、素直に謝っただけよ」
真紀子がそっけなく言った。
「私は、山本君が努力していることを認めただけよ。確かに成績は上がっているから・・・・・・」
「そうだったのか・・・・・・じゃ、自分の言ったことは少しは理解してくれたんだ」
「だからって、音楽だけやってれば幸せっていうのは認めない」
真紀子が否定して言った。
「ねぇ、真紀子ちゃんが、音楽をやる人間を否定的に見るのは、静香さんのことがあるから ? 」
静香とは、真紀子の母親だった。
「関係ないわ! そんなことを言うために電話してきたの? 」
少し真紀子が苛ついて言った。
「気を悪くしたら、ごめんなさい。実は頼みたいことがあるんだ」
「頼みたいこと・・・・・・? 」
真紀子が不思議に尋ねた。
小田が電話で真紀子に尋ねた。
「もう、知ってるの? 」
逆に真紀子が尋ねた。
「今日、学習塾で二人が不思議そうに話してた」
「悪いと思ったから、素直に謝っただけよ」
真紀子がそっけなく言った。
「私は、山本君が努力していることを認めただけよ。確かに成績は上がっているから・・・・・・」
「そうだったのか・・・・・・じゃ、自分の言ったことは少しは理解してくれたんだ」
「だからって、音楽だけやってれば幸せっていうのは認めない」
真紀子が否定して言った。
「ねぇ、真紀子ちゃんが、音楽をやる人間を否定的に見るのは、静香さんのことがあるから ? 」
静香とは、真紀子の母親だった。
「関係ないわ! そんなことを言うために電話してきたの? 」
少し真紀子が苛ついて言った。
「気を悪くしたら、ごめんなさい。実は頼みたいことがあるんだ」
「頼みたいこと・・・・・・? 」
真紀子が不思議に尋ねた。