君だけに夢をもう一度 15の心
「中田君が入院した。昨日、自転車で転んでケガをしたらしい。今、福岡青葉病院にいるとのことだ」
クラス担任が、教室に来るなり生徒全員に説明した。
文化祭の日。
早朝に皆で練習することになっていた。
集合時間になっても、真紀子だけが来ない。
生徒全員が待っている。
30分程待っても、真紀子の姿がなかった。
「先生、中田の容体はどうなんですか? 」
真っ先に正和が心配して尋ねた。
「足の骨折と右肘(みぎひじ)を痛めたらしい。中田のお母さんから説明があった」
「じゃ、今日の合唱会に中田は来れないということですか? 」
正和がクラス担任に問い詰めるように尋ねた。
「どうなんですか? 」
竹中も正和と同様に尋ねた。
「仕方ないが、指揮者なしで合唱をするしかないな・・・・・・」
クラス担任は残念そうに言った。
突然、正和が急いで教室を出ていった。
クラス担任が、教室に来るなり生徒全員に説明した。
文化祭の日。
早朝に皆で練習することになっていた。
集合時間になっても、真紀子だけが来ない。
生徒全員が待っている。
30分程待っても、真紀子の姿がなかった。
「先生、中田の容体はどうなんですか? 」
真っ先に正和が心配して尋ねた。
「足の骨折と右肘(みぎひじ)を痛めたらしい。中田のお母さんから説明があった」
「じゃ、今日の合唱会に中田は来れないということですか? 」
正和がクラス担任に問い詰めるように尋ねた。
「どうなんですか? 」
竹中も正和と同様に尋ねた。
「仕方ないが、指揮者なしで合唱をするしかないな・・・・・・」
クラス担任は残念そうに言った。
突然、正和が急いで教室を出ていった。