君だけに夢をもう一度 15の心
レコードを手にして正和は、小田と一緒にレーコド楽器店を出た。
「山本君! 」
急に小田が引き止めた。
「どうしたの? 」
「あれ・・・・・・」
小田が、楽器店横の雑貨店の店先を指さした。
「彼女、竹中君が気にいっている人じゃないの?」
小田が正和に確かめるように聞いた。
小田が言うように、彼女は菜々子だった。
菜々子は、男性と一緒だった。
菜々子と男性は、手をつないで店先の雑貨を見ている。
その光景は親しい男女の関係のように見えた。
男性は、がっちりとした体つきでスポーツマンタイプだった。
菜々子が正和に気づいた。
菜々子は、気まずい様子で男性と雑貨店の中に消えた。
「山本君! 」
急に小田が引き止めた。
「どうしたの? 」
「あれ・・・・・・」
小田が、楽器店横の雑貨店の店先を指さした。
「彼女、竹中君が気にいっている人じゃないの?」
小田が正和に確かめるように聞いた。
小田が言うように、彼女は菜々子だった。
菜々子は、男性と一緒だった。
菜々子と男性は、手をつないで店先の雑貨を見ている。
その光景は親しい男女の関係のように見えた。
男性は、がっちりとした体つきでスポーツマンタイプだった。
菜々子が正和に気づいた。
菜々子は、気まずい様子で男性と雑貨店の中に消えた。