君だけに夢をもう一度 15の心
「何、二人でひそひそ話しているんだ? 」
竹中がギターの演奏をやめて言った。
その表情は無愛想だった。
突然、竹中が二人に背を向けた。
「心配かけて、すまなかった」
竹中が、背中をむけたまま言った。
竹中の行動は、意味不明だったが、謝るタイミングは今しかない。
そう思って、
「竹中、すまなかった。彼女に彼がいたこと知ってて、黙っていたんだ」
正和が思いきって謝った。
「僕が悪いんだ。山本君に話すなって言ったのは、僕なんだ」
小田も正和のあとに続くように謝る。
「そのことは、もういい・・・・・・」
竹中があっさりと言った。
「菜々子ちゃんに告白した時、彼がいるって断られた。その時、二人から彼と一緒にいるところを見られたことも聞いた」
竹中は、二人に背中を向けたまま、思い出したように話した。
「すまなかった・・・・・・」
正和が頭を下げた。
「ごめんなさい」
小田も頭を下げた。
竹中がギターの演奏をやめて言った。
その表情は無愛想だった。
突然、竹中が二人に背を向けた。
「心配かけて、すまなかった」
竹中が、背中をむけたまま言った。
竹中の行動は、意味不明だったが、謝るタイミングは今しかない。
そう思って、
「竹中、すまなかった。彼女に彼がいたこと知ってて、黙っていたんだ」
正和が思いきって謝った。
「僕が悪いんだ。山本君に話すなって言ったのは、僕なんだ」
小田も正和のあとに続くように謝る。
「そのことは、もういい・・・・・・」
竹中があっさりと言った。
「菜々子ちゃんに告白した時、彼がいるって断られた。その時、二人から彼と一緒にいるところを見られたことも聞いた」
竹中は、二人に背中を向けたまま、思い出したように話した。
「すまなかった・・・・・・」
正和が頭を下げた。
「ごめんなさい」
小田も頭を下げた。