君だけに夢をもう一度 15の心
正和と真紀子は、二人で居酒屋にいた。

酔った竹中をタクシーに乗せて帰ろうとした時、真紀子が現れた。
真紀子は、皆と話をしたいために戻ってきた。

小田が正和に真紀子と飲んでこいと勧めた。
小田は、タクシーに乗り込んで竹中を連れて帰った。

「美味しい」
真紀子が、乾杯した生ビールを一口飲んで言った。

「今日も仕事だったのか? 」
正和が、真紀子が持っている黒皮のバックを見た。

「今日は法律の相談会があったの」
「日曜日も仕事があるのか? 」

「小さな法律事務所だからね・・・・・・何でもやらなきゃ」

真紀子は法律事務所をやっている。

「事務所を持っているなんて、すごいよな」
「山本君だって、自分でお店をやっているじやない」

「俺の場合は、親父の後を継いだだけだよ。中田みたいに資格を取って開業したわけじゃないからな」

真紀子は学生の頃から、弁護士を目指していた。
目標を叶えて、頑張っている姿を見ると、正和はすごいことだと思った。






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