君だけに夢をもう一度 15の心
正和は野球をやっている時、いっもベンチで大きな声を出して声援していた。

そのため声量だけはある。

歌のサビの部分は、かなり大きな声で歌えた。

正和は、歌ってみて妙に気分が良かった。
まるで、自分が昨夜のコンサートで歌っているような気持ちだった。

「まさちゃん、良かったら、自分と一緒にバンドをやらないか? 」

「えっ!? 」
正和は、突然の竹中の勧誘に口をぽかりと開けて驚いた。

















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