君だけに夢をもう一度 15の心
高校入学まで、正和はバンド練習で毎日を過ごしていた。
両親から高校の入学祝いに、エレキギターを買ってもらった。
ギターは、桑田佳祐が使用していたストラトキャスタータイプだった。
正和は、桜か満開な歩道を歩いている。
今年は、桜の開花の時期が早かった。
三月末に満開になっている。
竹中の家に向かう途中、真紀子に会った。
「山本君!」
真紀子が声をかけた。
「どこか行くのか? 」
真紀子は、黒のドレスコート姿で旅行用の大きなバッグを持っていた。
どことなく大人の女性の姿だった。
「うん・・・・・・東京にね」
真紀子が答えた。
「遊びにでも行くのか? 」
「お父さんのところに泊まりに行くの」
「お父さんって・・・・・・高級車に乗っていた人? 」
「そう、東京に住んでいるの」
「練習してるの? 」
真紀子が正和のギターケースを見て言った。
両親から高校の入学祝いに、エレキギターを買ってもらった。
ギターは、桑田佳祐が使用していたストラトキャスタータイプだった。
正和は、桜か満開な歩道を歩いている。
今年は、桜の開花の時期が早かった。
三月末に満開になっている。
竹中の家に向かう途中、真紀子に会った。
「山本君!」
真紀子が声をかけた。
「どこか行くのか? 」
真紀子は、黒のドレスコート姿で旅行用の大きなバッグを持っていた。
どことなく大人の女性の姿だった。
「うん・・・・・・東京にね」
真紀子が答えた。
「遊びにでも行くのか? 」
「お父さんのところに泊まりに行くの」
「お父さんって・・・・・・高級車に乗っていた人? 」
「そう、東京に住んでいるの」
「練習してるの? 」
真紀子が正和のギターケースを見て言った。