君だけに夢をもう一度 15の心
竹中との出会い ②
竹中から家に呼び出された。
正和が、竹中のバンドのメンバーになることを決めた次の日だった。
夏の午後ということもあり、蒸し暑い日だった。
家に着くと、竹中の妹から倉庫へと案内された。
倉庫の中は冷房が効いていて、正和の体を気持ちよく冷やした。
「よく来たね」
竹中は、アンプに腰掛けてフォークギターをチューニングしながら言った。
「これ約束どおり持ってきた」
正和は、カセットテープを竹中に渡した後、昨日と同じパイプ椅子に座った。
「ありがとう」
竹中は、ギターを置いてカセットテープを受け取った。
そして、そのままケースからテープを取り出してラジカセにセットする。
ラジカセから、サザンの『勝手にシンドバット』の歌が流れてきた。
カセットテープは、正和が買ったサザンのレコードを録音したものだった。
正和が、竹中のバンドのメンバーになることを決めた次の日だった。
夏の午後ということもあり、蒸し暑い日だった。
家に着くと、竹中の妹から倉庫へと案内された。
倉庫の中は冷房が効いていて、正和の体を気持ちよく冷やした。
「よく来たね」
竹中は、アンプに腰掛けてフォークギターをチューニングしながら言った。
「これ約束どおり持ってきた」
正和は、カセットテープを竹中に渡した後、昨日と同じパイプ椅子に座った。
「ありがとう」
竹中は、ギターを置いてカセットテープを受け取った。
そして、そのままケースからテープを取り出してラジカセにセットする。
ラジカセから、サザンの『勝手にシンドバット』の歌が流れてきた。
カセットテープは、正和が買ったサザンのレコードを録音したものだった。