君だけに夢をもう一度 15の心
「ごめんね。初コンサート聞きに行けなくて、うまく演奏できたの?」
真紀子は、派出所から家に帰った後、母親と話しあったことを説明した。
そのため、コンサートには行けなかった。
「なんとか、やれたよ。上手に演奏は出来たとはいえなかったけどね。それでも、人前で歌うことや演奏することも抵抗なく出来たから、それは、三人とも満足している」
「そう・・・・・・でも、山本君が遅れてきたことで、二人は何か言わなかった ?」
「自分が顔を出したことで、二人ともホッとした様子だった。素直に謝ったら許してくれたよ」
「そう・・・・・・ごめんなさい」
「いいんだ・・・・・・それよりも、東京には行くのか? 」
「私、お母さんと暮らすことに決めたの。お母さん、私がいないとダメになるような気がしたから」
真紀子は、はっきりと言った。
その時の表情は、しっかり者の真紀子だった。
真紀子は、派出所から家に帰った後、母親と話しあったことを説明した。
そのため、コンサートには行けなかった。
「なんとか、やれたよ。上手に演奏は出来たとはいえなかったけどね。それでも、人前で歌うことや演奏することも抵抗なく出来たから、それは、三人とも満足している」
「そう・・・・・・でも、山本君が遅れてきたことで、二人は何か言わなかった ?」
「自分が顔を出したことで、二人ともホッとした様子だった。素直に謝ったら許してくれたよ」
「そう・・・・・・ごめんなさい」
「いいんだ・・・・・・それよりも、東京には行くのか? 」
「私、お母さんと暮らすことに決めたの。お母さん、私がいないとダメになるような気がしたから」
真紀子は、はっきりと言った。
その時の表情は、しっかり者の真紀子だった。