君だけに夢をもう一度 15の心
店の扉が開いて、小田が外から帰って来た。
「あら! まさちゃん」
小田が、正和の顔を見るなり笑顔になった。
小田は小柄で痩せている。
正和と同じ歳で、もうすぐ四十になるが年齢を感じさせないくらい若く感じる。
茶髪に染めて肩ぐらいまで髪を伸ばしている。
「・・・・・・」
正和は黙ったまま、小田を見た。
小田は、薄くではあるが顔にメイクをしている。
正和は、小田の姿を見るなり、以前より女性ぽくなっている印象をうけた。
そのため、しばらく言葉が出ずに、じっと小田を見つめた。
「しばらく」
ようやく、正和が挨拶をした。
「何、人のことをじっと見ているのよ。恥ずかしいじゃない」
小田は照れながら、女性的な口調だった。
正和は、スタッフに小田のことを主人と尋ねても、すぐに理解できないことがわかった。
今の小田は、明らかに、主人という男のイメージではないからだ。
「あら! まさちゃん」
小田が、正和の顔を見るなり笑顔になった。
小田は小柄で痩せている。
正和と同じ歳で、もうすぐ四十になるが年齢を感じさせないくらい若く感じる。
茶髪に染めて肩ぐらいまで髪を伸ばしている。
「・・・・・・」
正和は黙ったまま、小田を見た。
小田は、薄くではあるが顔にメイクをしている。
正和は、小田の姿を見るなり、以前より女性ぽくなっている印象をうけた。
そのため、しばらく言葉が出ずに、じっと小田を見つめた。
「しばらく」
ようやく、正和が挨拶をした。
「何、人のことをじっと見ているのよ。恥ずかしいじゃない」
小田は照れながら、女性的な口調だった。
正和は、スタッフに小田のことを主人と尋ねても、すぐに理解できないことがわかった。
今の小田は、明らかに、主人という男のイメージではないからだ。