君だけに夢をもう一度 15の心
「約束は5時じゃなかった?」

小田が会う時間の確認をした。

正和は竹中と一緒に、小田の所に行く約束だった。
しかし、竹中が来ないため、行く所もなく、少し早い時間だったが小田の所を訪ねた。

「竹中が、少し遅れそうだったから先に来たんだ。でも、小田も仕事が忙しいみたいだな? 」

正和は、仕事中に訪ねてきて悪い気がした。

「まだ、1時間ぐらい時間があるから、そのへんでコーヒーでも飲んで時間をつぶしてくる」
と、言って店を出ようした。

「ちょっと、待って! 」
小田が、正和を引き止めた。









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