君だけに夢をもう一度 15の心
「小田の部屋って、最上階なのか!? 」
小田が、自分の部屋の階の番号を押すのを見て、正和は驚いた。
「えぇ・・・・・・」
小田は笑顔で答えた。
「俺は別に小田と会っていることに、人から、どう思われたってかまわない。変に思われるのが嫌なら、おまえとバンドなんか組まないさ」
「ありがとう」
小田は照れながら、嬉しそうに小さな声で言った。
なぜ、正和は、男であって女のような小田と一緒にバンドをやるようになったのか。
それは、たぶん、お互いに共通する部分があったからだ。
小田との出会いは、正和が商業高校への受験を決めた頃だった。
小田が、自分の部屋の階の番号を押すのを見て、正和は驚いた。
「えぇ・・・・・・」
小田は笑顔で答えた。
「俺は別に小田と会っていることに、人から、どう思われたってかまわない。変に思われるのが嫌なら、おまえとバンドなんか組まないさ」
「ありがとう」
小田は照れながら、嬉しそうに小さな声で言った。
なぜ、正和は、男であって女のような小田と一緒にバンドをやるようになったのか。
それは、たぶん、お互いに共通する部分があったからだ。
小田との出会いは、正和が商業高校への受験を決めた頃だった。