君だけに夢をもう一度 15の心
中学生になって野球部に入部したが、自分以上に野球センスがある人間がたくさんいることに気づいた。

小学校時代にリトルリーグで活躍していた部員と、自分とを比べるとレベルの差は歴然だった。

打って、守って、走れる。
すべてが正和より上の人間ばかりだった。

それでも、なんとか努力して頑張ったが、一度も試合でレギュラーにはなれなかった。

正和は、中学生で野球に挫折する。

そして、野球は中学生までと決めた。

正和は野球を辞めた。




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