君だけに夢をもう一度 15の心
和室の部屋は六畳ほどで、机と洋服タンスだけのシンプルな部屋だった。
部屋の真ん中にちゃぶ台が置いてある。
その上に参考書が置いてあった。
二人は、ちゃぶ台をはさんでさし向かえに座った。
小田が正座をした。
「足を崩せよ」
あぐらをかいて座っている正和が言った。
「あぁ・・・・・・」
小田は、あぐらはかかずに、そのまま足を斜めに崩してくの字に座った。
その姿は、どことなく女ぽいポーズだった。
いっもとは違い、小田はよそよそしい。
部屋の真ん中にちゃぶ台が置いてある。
その上に参考書が置いてあった。
二人は、ちゃぶ台をはさんでさし向かえに座った。
小田が正座をした。
「足を崩せよ」
あぐらをかいて座っている正和が言った。
「あぁ・・・・・・」
小田は、あぐらはかかずに、そのまま足を斜めに崩してくの字に座った。
その姿は、どことなく女ぽいポーズだった。
いっもとは違い、小田はよそよそしい。