君だけに夢をもう一度 15の心
次の日。
竹中は、クラス担任から職員室に呼び出されて教室に帰ってきた。
「先生に高校へ行ったら、バンドをすることを話たのか・・・・・・? 」
竹中が、正和の顔を見るなり尋ねてきた。
「あぁ・・・・・・そう言わなかったら、違う高校に受験させられそうだったんだ。何か言われたのか ?」
「いろいろと言われたよ。サザンのことを・・・・・・」
「えっ! 」
「先生にライブを聞いて泣いた話をしたんだろう。そのことを言ってた」
「・・・・・・・」
「あの日、先生もライブを聞きに行ってたらしい。新婚の奥さんと一緒に」
「へーえ。そうだったのか」
「先生も感動したらしい。だから・・・・・・」
「だから、どうした・・・・・・? 」
「だから、俺もまさちゃんも、希望校に合格して、思い切り音楽をやれって言われたよ」
正和は、自分の発言で竹中が担任から悪く言われなくて安心した。
竹中は、クラス担任から職員室に呼び出されて教室に帰ってきた。
「先生に高校へ行ったら、バンドをすることを話たのか・・・・・・? 」
竹中が、正和の顔を見るなり尋ねてきた。
「あぁ・・・・・・そう言わなかったら、違う高校に受験させられそうだったんだ。何か言われたのか ?」
「いろいろと言われたよ。サザンのことを・・・・・・」
「えっ! 」
「先生にライブを聞いて泣いた話をしたんだろう。そのことを言ってた」
「・・・・・・・」
「あの日、先生もライブを聞きに行ってたらしい。新婚の奥さんと一緒に」
「へーえ。そうだったのか」
「先生も感動したらしい。だから・・・・・・」
「だから、どうした・・・・・・? 」
「だから、俺もまさちゃんも、希望校に合格して、思い切り音楽をやれって言われたよ」
正和は、自分の発言で竹中が担任から悪く言われなくて安心した。