タイムリミット
それから一年後、


俺の家と遥の家でバーベキューをやった。

これが、遥と俺の運命の歯車が狂った日だった。


久しぶりに見た遥はもっと可愛くなってて、直視出来なかった。


でも、
「准兄これ食べる?」

とか、

「うまっ!」

とか言ってる遥は昔と変わらない笑顔だった。

そのあとさ、うちで二次会?的なことをすることになって。

遥は俺の部屋に入ったよね?

あの時は心臓がこれ以上持たないんじゃないかってぐらいバクバクしてて。

なんか笑えてきた。

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