坂口美里とガルダスト


「え、ええ、あ、大丈夫です。これぐらいの距離なら自分で運べますから。」


「そうかい。やっぱり美里ちゃんは偉いなぁ~。これからも家の隆の面倒見てやってな。それじゃあ。」


 おじさんは、荷台からビールを下ろすと、手を振って去っていった。


 相変わらず、パワフルな親父。


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