坂口美里とガルダスト


「さて!」


 私は、気合を込めて先ほど買い込んだビールを玄関先から自分の部屋に持ち込む。


 重いなぁ~


 結局、三回ぐらいに分けて、ビールを自分の部屋に運びこんで、準備完了。


 一度、動きやすい私服に着替えてから、私は昨日と同じように蛍光灯を右手でさすりながら、呪文を唱える。


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