坂口美里とガルダスト


 確かに、あいつなら身代わりになれる。


 身長こそちょっと違うが、顔に多少化粧をして、胸を作ってやれば完璧だ。


 何せ、実の妹が間違えたぐらいだ。


 赤の他人ぐらい、余裕で騙せるだろう。


「!いるよ!これでもかってぐらいに身代わりに適した人物が!」


「え?」


「大丈夫。私に任せといてよ!」


 私は最近ようやくBカップになろうとしている胸を大きく張って、カオリに満面の笑顔を向けた。


< 177 / 178 >

この作品をシェア

pagetop