坂口美里とガルダスト

 って言うか、食事?


 確かに、ここは自分たちの世界にそっくりな世界ではあるが、食文化となればやはり全然違ってくる……かもしれない。


 もしかしたら、見たこともない料理が出てくるかもしれない。


 私の思考回路は早かった。


「本当ですか!?」


 再び立ち上がって、声を張り上げる。


 異世界の料理!


 しかも、いきなり高級料理が食べられる!


 先ほどまで沈んでいた私の好奇心メーターが再び、持ち上がるってものだ。


 もちろん、拍手したその手は離さない


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