坂口美里とガルダスト


「坂口様。初対面で、このようなコトを聞くのは、大変失礼かとお思いですが、お嬢様のために、あえて聞かせていただきます。」


 突然、私を案内してくれていたアルマーニスーツが聞いていた。


「な・・・なんでしょう?」


「坂口様の御階級は、いったい何でいらっしゃいますか?」


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