スカイブルーの空の下

信号







―― あれから数日



そろそろ限界だな。なんて思いながらも、1人に慣れつつあった。




やっぱり一番辛いのは、隣に瑛斗が座ってること。



左ばっかりが気になって、
落ち着けない。




休み時間になり、ハァとため息をついた時……。





「美愛、今日放課後残って」




いきなり龍が話しかけてきたもんだから、びっくりした。




「よろしくな~!」



返事をする前にお茶目な笑顔を残して自分の席に戻って行った。



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