スカイブルーの空の下
「美愛はそれで良いわけ?」
「だって……っ…」
「好きだったら会いに行ってこいよ」
「…無理だよっ……」
目も合わせてもらえないのに、
あの日からしゃべってないのに、
会いに行けるわけないよ。。
龍は1つため息をつくと、
「自分の気持ちちゃんと言ってこいよ」
「………やだ」
「大丈夫だから。俺が保証する。」
そう言って背中を押してくれるけど、
アタシにはそんな勇気なくて。
学校を出て、龍とアタシは別々の方向に足を進めた。