スカイブルーの空の下




しばらくすると家のドアが開く音が聞こえた。



足音は階段を上がり、アタシの部屋の前で止まる。




― ガチャ





「美愛――…!!」



部屋に入ってきたのは瑛斗。


そして既にアタシは瑛斗の腕の中にいた。




「……な、…んで」




「心配させんなっ…毎日、毎日。」




その後、今日アタシが瑛斗のとこに行くって龍から連絡がきたのに、いつまでも来ないアタシを心配して来たって……




ちょっと恥ずかしそうに、
でも真っ直ぐな瞳で教えてくれた。




< 121 / 239 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop