スカイブルーの空の下
「……うん」
「泣かされても?」
「……うん」
「他の女といても?」
「……っ…それでも、瑛斗がっ…好きっ」
「俺には、瑛斗がわからない」
「……約束、したからっ…待つって…決めたんだもんっ…」
きっと涙で顔はグチャグチャで、何言ってるかも分からないだろうけど……
それがアタシの気持ちで。
「わかった。応援する。これからも今まで通りによろしくな。」
それを言い終わるのと同時くらい、ひーちゃんの腕の中にいて。
何度も頷くと、じゃあな、と言って教室を出て行ったひーちゃん。