スカイブルーの空の下




「やっべ……もうまじで、好き。」




「アタシも、瑛斗が、好き」



顔を上げると、少し顔の赤い瑛斗から
キスが落ちてきた。




「待っててくれてありがとう」




「ごめんね。色々、きつい事言って」




「俺が悪いから。ひかるが言ってた通りだな、」



瑛斗の言った事が、理解できなくて色々と考える。



「悪い。ひかると話してたの聞いてた」



「え………?」



「迎えに教室まで行ったら、先にひかるが入って行くの見えたから……」



「そっか……」



あの話を聞かれてたのかと思うと、何だか気まずくて。



< 151 / 239 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop