スカイブルーの空の下
「やっべ……もうまじで、好き。」
「アタシも、瑛斗が、好き」
顔を上げると、少し顔の赤い瑛斗から
キスが落ちてきた。
「待っててくれてありがとう」
「ごめんね。色々、きつい事言って」
「俺が悪いから。ひかるが言ってた通りだな、」
瑛斗の言った事が、理解できなくて色々と考える。
「悪い。ひかると話してたの聞いてた」
「え………?」
「迎えに教室まで行ったら、先にひかるが入って行くの見えたから……」
「そっか……」
あの話を聞かれてたのかと思うと、何だか気まずくて。