スカイブルーの空の下
家に着いて、制服からラフな格好に着替えて、ソファーに座る瑛斗の隣に腰をおろした。
やっぱり考えてしまうのは、進路のことで……。
瑛斗は何で教えてくれなかったんだろう……
やっぱり進学するってことは、勉強しなきゃいけないし、
アタシが一緒にいると邪魔かな?
瑛斗の夢は、応援したい。
「………ぁ、美愛!!」
瑛斗の声にハッとして、我に返ると心配そうな表情の瑛斗がいた。
「あ、ごめん。」
「元気ないな。山ちゃんと何話したんだよ?」
「何って……色々と…」
瑛斗は小さなため息を吐いた。
「進路、だろ?山ちゃん心配してたからな」