スカイブルーの空の下
もう瑛斗の言ってることの意味がわからなくて、思考回路はパニック状態。
「俺、自信なくて……山ちゃんに言われて正直、ビビったんだよ」
「……瑛斗が?」
と、聞き返すとカッコ悪いだろ、って笑った。
「そしたら、昨日山ちゃんがビビって迷うくらいの中途半端な気持ちで決めたのか、お前は!って喝入れられてさー。」
ハハッと軽く笑った瑛斗の話に全くついていけなかった。
「美愛のこと守りたいから、頑張って4年間大学行って、ちゃんと就職するって決めた。」