スカイブルーの空の下




「元々親しみやすかったっつーの!」



って言った瑛斗に、アタシと龍は笑って。
それにつられて瑛斗も笑った。



最近、何ともないことがすごく幸せに思えたりする。





「おーい、お前ら手も動かせよー」



山ちゃんがアタシ達のとこまで来て、頭をポンっとする。




「やる事ないんだよー!」



今、HRの時間で来月にある学園祭の準備中。
ウチのクラスは、「からあげ」を売るらしく……
店番をすることになったアタシ達はあまりやる事がなかった。




< 172 / 239 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop