スカイブルーの空の下
「一番落ち着く奴といれば良いと思うけど?」
「でもっ……」
「気にしすぎんな。」
「……人の意見も聞けって言ったのはそっちじゃん……」
一番初めに言われたことと、今言ってることが違ったから言い返した。
ハァとため息が1つ聞こえた。
「俺が言ってんのは……今そのことで何か言われてんだろ?」
「うん……」
「なのに、みんなが嫌がってる俺を教室に来さしたらお前、余計にみんなから言われんだろって。」
チラッと橘くんを見たけど、逆光でシルエットしかわからなかった。