スカイブルーの空の下
「美愛が来て良かった~。瑛斗も来したな。」
龍がアタシの頭をポンッと叩く。
「ま、瑛斗が来たのは美愛のおかげだよな!」
「だってさ、瑛斗の奴……美愛が来なくなって……ゔっ」
拓が瑛斗に叩かれてうずくまった。
「お前、ホント……」
ハァとため息をついて、頭をクシャクシャとした橘くんを見て、みんな笑っていた。
楽しいって思ったし、久しぶりに笑った気がするけど、やっぱり教室に入るのは気が引けた……。。