スカイブルーの空の下
「橘くんは帰らないの?」
「俺ちょっと用事あっから。」
「あ、そうなんだ。」
用事って、もしかして…彼女とか?
カッコいいから……
いるかもしれないよね。。
最初に聞けば良かったな……
でも拓も何も言ってなかったし、、んー……。。
「おい。顔、ぶさいく。」
色々考えてたら橘くんの声が聞こえてきて我に返る。
ぶさいくにさせたのは橘くんのせいだっつーの!!
「元々ぶさいくですからっっ!!」
「知ってるけど?」
「ほっんとムカつく!!もう帰る!!じゃあねっ」
スタスタとドアまで歩いて行くと……
「じゃあな。」
って聞こえて、飛び跳ねたくなる気分を抑えて屋上から出た。