スカイブルーの空の下
ポンっと頭に手が乗って、見上げればひーちゃんがいた。
「大丈夫か?」
「……ぅん」
「美愛が泣くの久しぶりだな」
ひーちゃんが笑ったから、つられてアタシも笑った。
ホントにひーちゃんとはいつも一緒で、アタシが泣いた時は決まって一緒にいてくれた。
「瑛斗じゃなくて、悪かったな」
「なっ……!!べ、別にそんなこと言ってないし!!」
ひーちゃんの一言にパニックになって、そんなアタシを見たひーちゃんは爆笑中……