スカイブルーの空の下
「好きなんだろ?」
サラッと聞いてくるひーちゃん。
はい、そうなんですー。って言うバカはいないでしょ。
「あ、あんなムカつく奴好きじゃないし……!!」
「美愛のこといっぱい泣かすからな~…あいつ」
そんなこと言われれば、違うよってフォローしたくなる。
ホントはすっごく良い奴で……って。
「別に瑛斗が悪いわけじゃないけどさ……うん。」
「俺、美愛のこと泣かす奴は許さないから」
その言葉を聞き終える前に、ひーちゃんの腕の中にいた。