小さな小さなうちゅー戦争
次は、女子の1人目。木徒 優奈。
女子のボス。雑誌で絶大な人気を得ている読者モデル。
学力は、正樹と同じ。
特技は、ウソ泣き。

女子の2人目は、島原 羅委佳。
1組の学級委員長。
学力は、5年生で№1。アメリカの教授から、飛び級して留学することを進められている。平均点は、98点~100点。
特技は、100マス計算。(最高記録・分数の割り算1分35秒)

女子の3人目。海藤 衣舞。通称、衣武。
女子のなかで一番ケンカが強い。
学力は、あるがケアレスミスが多い。平均点は、90点~98点。
縄跳びが得意で、二十跳びを14時間跳び続けたことのある世界記録保持者。

女子の4人目は、恋渕 迫。
有名なスタイリスト。いつもファッションのことを気にかけている。
今は、優菜が読者モデルをして活躍しているティーン雑誌にファッションアドバイスコーナーを作り、いつもお悩みを解決したりしている。
学力は、上の中。平均点は、65点~80点。

と、個性溢れるこの8人。女子は女子。男子は、男子という区切りをはっきり付けたいらしく、ケンカが始まったら、先生でも止められない。

海「久しぶりにケンカすんなぁ~…ちょい体が鈍ってけど、お前を倒すにはこのくらいが丁度だろ?病院送りにでも、なっちまったら大変だしな」
衣「はぁ?体が鈍ってる?そんなの許さないね。この前は勝ち逃げしたくせに、私に負けたくないだけでしょ?まぁ、丁度いいね。思い知らせてやるよ。女子の怖さを」

優「衣舞ーッ!!!!ガンバー」
羅「怪我はしないように…」
迫「海志なんてブッ飛ばしてやれー!!!!」
女子の方から、応援の声があがる。

正「おーい、海志~。ちょっとは、手加減しろよな~」
凍「…聞こえてないみたいだね」
拓「まぁ、いいじゃん。この2人のケンカは、面白いし。黙って観てよ」
正・凍「「そういう問題かっ!?」」
男子の方からも、応援の声があがったが、海志は全く気付いていないようだ。

亘「え~と、じゃあ試合開始ー!!!」
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