小さな小さなうちゅー戦争
衣「まずは、準備運動に一発殴るか…」
海「モロ聞こえだぜ?その声。作戦分かっちまったら、つまんねーな…て、うおっ!?」
衣舞のスカイアッパーが華麗にきまる。

衣「楽勝☆」
海「不意打ち~……(マジで、あぶねーな…この女。よそ見してると本気でやってくるぞ…)」
衣「何だ、立ち上がっちゃったか。けっこー、本気でやったんだけど…」
海「この程度で、俺が倒れるとでも思ったかっ!!次は、こっちからの反撃だ。気をつけとけ…」
海志が体勢を整えて、反撃の準備にかかる。

衣(…右ストレートか。だいたいあいつの出方は、読める…あとは、どう攻略するか…)

海「くらいやがれっ!!」
衣(きた…!)
衣舞が軽く右ストレートを避ける。
衣「フン!!このくらい避けれるよ!!」
海「甘いな!!」
衣(何っ…!?キック…でも、これなら)
衣「ガードくらい簡単だよ」
海「かかった!!!」
衣「えっ…!??」
海志の左足が地面に付く前に、もう片方の右足が衣舞を狙う。
衣(しまった…!ガードできない…!!!)
衣「っ…」
衣舞が倒れこむ。

海「へっへーん!!!どうだ、みたか!!俺を甘くみるから、そうなるんだ!!俺だって、このくらい考える頭は、ありますよ~だ♪」

衣(うっぜぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!!!!!!絶対に、もう一発殴ってやる!!)

海「どうした?もう、ギブアップか?」
衣「なわけないじゃん。まだまだ…やれるよ!!!」

衣舞が海志に殴りかかろうとしたその時
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