大嫌いなアイツ








あたしと駿は歩き出した。






「美香っ!!」




――――――グイッ



竜に腕を引っ張られた。






…………チュッ





少しの間だけど


あたしと竜の唇が重なった。








「「「きゃあー」」」


「「「ヒュー」」」




めっちゃくちゃ茶化された。




もうっ///


あんな大勢の前でするなんて。





「バイバイっ」



でも竜の笑顔を見たら



怒れなくなるあたしでした……





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