大嫌いなアイツ
「………それで…………
美王組にお戻りになりますか??」
「………あたしは…………
絶対に…………戻らない。」
「………では………
力付くであなたを連れていきますよ??」
「………ふっ…………
あたしに勝てるとでも思ってるの!?」
あたしは鼻で笑った。
コイツらはあたしに勝てる訳ない
「……今の美龍様に…………
喧嘩なんて出来ますかねえ??」
…………そうだった…………
あたしはあの日から
喧嘩なんて出来なくなったんだ。
でも……………
「…だったら…
ここで昔のあたしをよみがえらせてあげるよ。」
あたしも美王組も自信たっぷり。
もしかしたら…
あたしが負けるかもしれない…
けどあたしは最後まで戦う。
.