大嫌いなアイツ




「……………み…………か……


なんでここにいるんだよ……」




「……なんでって………



そんなことも知らねーのかよ…


あたしの目的は1つしかねえんだよ!!!」



あたしの頬には…………

一筋の涙が…………




「………………」



アイツはいきなり黙りだした。








「…忘れたのかよ…



お前にとっては小さなことだったのか??」




まだ黙っているアイツ……






「…なんとか言えよ!!…



……………ねえ……………



………なんか言ってよ………」




あたしは泣き崩れた。








.
< 199 / 259 >

この作品をシェア

pagetop