大嫌いなアイツ





―――――ピンポーン






「………………………」




だが、誰も出ない。




―――――ピンポーン



もう一回押してみた。



だけど、出ない。





「……駿??……いないの??」



友美はそう言い

ドアノブに手をかけた。





――――――ガチャッ





ドアはあいていた。






「「「…入るか…」」」



3人ピッタリ声を揃えて言った。





あたしたちは


小声で「…おじゃまします…」

とか言いながら



ゆっくりと入っていった。









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