大嫌いなアイツ



みんなの視線が痛い中

あたしは門をくぐった。



「よっ!!」


「…あ…おはよ。竜」


「…やっぱこっちの方がお前らしくていいぜ。」


竜はあたしのことを

知っているから見てもびっくりはしない。


「竜…ありがと。」


あたしはとびっきりの笑顔を見せた。


「………///」


竜は下を向いた。


「…どうしたの??」


「…なんでもねぇ…

行くぞっ!!」




あたしと竜は

教室へ向かった。









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