フューチャー

底無しの闇





俺は、放課後に転校生を連れて相談室に向かった。





ちょこん、と座った転校生の顔は
何時ものような気高い顔じゃなく
どこまでも底の無い闇の顔をしていた。






「あの………」




先に口を開いたのは、転校生だった。











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