Skyblue
あの空気に

耐えられなくなって

「あたし、部屋行くわ」

と言って、

部屋に戻った。

1人

部屋で

勉強をしていると

トントンとドアをたたく音。

「はい?」

「俺」

そう言いながら

入ってきたのは兄ちゃん。

「なに?」

「いや、旅行のことで、、、」

「あ、そっか」

「来週でいいか?」

「うんいいよ」

あっさり

決まって、

兄ちゃんは

部屋から出て行った。



来週か…

3日間…しか

ないんだもんな。

楽しまなきゃ…


そしたら

勉強に身を入れて、、、

と、考えていた。


このときは

知らなかった。

一生忘れない

恋をすることを―――――

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