Skyblue

「どうした?」

あたしは、

海の方を見ながら

隣に座る。


「流夏、いつ帰るの?」


少し寂しげに言う

海を見て

胸がキューっと苦しくなる。


「明日…の夜、出る予定」


そう告げた。


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